新筑波変電所 2008年05月06日の日記

KEK高エネルギー加速器研究機構)を超えて、東大通りと西大通りが一緒になった道がなくなるまで北上。
左にまがって、下妻の方向へ走りました。そっから先はよくわかんないけど、とりあえず田んぼの中を抜けたりしていたら、一つ目の川「小貝川」を横断。こんな川あったんだー的な感じでした。田んぼおおすぎ。


で、川を渡った後は比較的広めの道を通って、遠くに見つけた明らかに高電圧な送電線を目指して走りました。しばらくすると2つめの川である「鬼怒川」を横断。え、鬼怒川って鬼怒川温泉の鬼怒川ですよね。これを上っていくと温泉があるのかな的な感じで、とりあえず走る。


KEKに電気を送っている筑南線(専用線ではない)が、やはり私たちと平行に走っていたのですが、どうやらそれは新筑波変電所へ向かっているってことに、このときくらいに気づいて、あっちの方向なんだなというのがわかりました。


とりあえず遠くに見える高圧送電線を目指して走り、やっと足下まで来ました。新筑波線だーとわくわくしてみたら、「福島東幹線」でした。でもどう見ても50万ボルト!昨年の5月か6月に竜ヶ崎の手前で見た「新佐原線」以来の50万ボルト送電線でした。



50万ボルト送電線を見るのはおそらく初めてであろう友達と、写真を撮りまくって、4本の足のうちの1本にたてられた年や高さが書いてあるんだよっていうのを教えてあげたりした。福島東幹線は田んぼの中を進んでいたので、X軸方向Y軸方向をうまくつかって、鉄塔の足下へ。なんと2本目の鉄塔は高さ99m。大きいなぁ。



この時点で結構時間がやばかったのと(出発が午後3時とか頭がおかしい)、遠くに変電所らしきものが見えることから、そこまでの鉄塔は飛ばしながら移動。天気がよかったの風景は撮りましたが。筑波山と福島東幹線。


で、非常に大きな変電所にたどり着いたわけです。時間の都合で入り口?にあるプレートを確認できませんでしたが、Google Mapで見たところ、どうも新筑波変電所のようです。しかし新筑波線が見つからなくてちょっと残念。福島東幹線のほかに、2本の50万ボルト送電線が来ていたので、名前を確認。そしたらそのうちの1本は「新佐原線」でした。竜ヶ崎のあたりで見た新佐原線が77号とか75号だったので、50万ボルト70本強はかなりの距離があるのではないかと思いました。



新佐原線(確か2号鉄塔)と、その結界。



あとは「野木線」が福島東幹線と立体交差しているところは、かなり背の低い鉄塔で迫力がありました。外資の数からすると結構高圧なのでは。変電所に引き込まれる福島東幹線は、やっぱり大きかったです。





日没すると真っ暗になるからもう帰らなくちゃということで、帰り始めました。ここまで32.8Kmくらいだったと思う。とりあえず筑南線(KEKのそばまで行く)と筑波山の位置関係を確認しながら、大学があるであろう方向へ。しかし、思っていたよりもかなり遠くに来ていたみたいで、コンビニで2回ほど道を聞きながら帰ってきました。つくば市とその周辺、夜暗すぎです。
新筑波変電所と夕日。


結局60Kmくらい走って、大学に着いたのは20時頃。5時間の旅でした。単純計算で12Km/hですか。

新筑波変電所は去年の夏くらいからずっと行きたかったんですが、やっと行くことができました。ただ時間が足りなくて、名前を確認できてない50万ボルト線とか、変電所を1周したりもしていないので、近々もう一度行きたいなと思っています。今度は道をちゃんと調べていきます。

その後

大学に帰ってきてから調べたところ、筑波線はある区間で「福島東幹線」に名前が変わったらしい。ということで、さっき見たのは筑波線だったんですね。よかったよかった。
新筑波線 - 送電基幹センター - 送電鉄塔見聞録
新佐原線 - 送電基幹センター - 送電鉄塔見聞録

あとPicasaのWebアルバムに画像をアップしてあります。
20080506_新筑波変電所 - いのひろ - Picasaアルバム